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たのしか


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30年ぶり書いてみました。

念願叶って、3ヶ月待ちの書道教室の体験会に行ってきた。
愛知万博以来あこがれていた、武田双雲さんの教室だ。
運良く辻堂に教室を開いていることを知り、
いつか又書道を始めようと思っていたこともあり、
ここに決めた。

8月に江ノ島に住まいを移し、新築の木の香りがする
お宅に伺った。

体験者は私を含め2人
20人ぐらいの様々な年代のかたが
お稽古をされていた。
土曜日とあって、若いOLさんが多くて
華やかな雰囲気だ。

それにも増して、双雲さんのとびっきりの
明るいキャラは、私が大昔通った書道塾の
先生のイメージを破る
さわやかさ!

テレビで拝見したより、
子供のような愛くるしいお顔で(失礼します)
とっても輝いた方だった。

実はさっき、日本テレビで「世界一受けたい授業」
出られていたのです。
その中でも実験されていた
リレー書道も
今日体験してきました。

数人で一画ずつ書いて
字を完成されていくのです。

自分にまわってきたとき、
書かれた字のバランスをとりながら
次の画を書いていく

これが書道で大切なバランスを
やしなうのです。

双雲さんの御教室は
いつも音楽が流れているそうです。
今日は生徒さんが、持っていらしたジャズ

このジャズを聴きながら、
このジャズのCDジャケットを作るとしたら、
ということでジャケットをデザインするお題が出されました。
もちろん文字が主体です。

イメージが浮かぶと
廊下に並べていきみんなで見るのです。

こういうのって、すごくおもしろい
みんなの思い浮かぶものの多様さが
すごくおもしろい!

双雲さんは、のど飴やカップ麺などに
字を書いてらっしゃいます。
タイヨウのうたの字も・・・

こういった商品に使う字についても
いろいろおはなしをしてくださる。
上手い字が全てではなく
商品の目的に添う文字を書くということ

双雲さんは、とっても話好き
ズート話している。

野村満斎さんとコラボしたり
ピアノマンと一緒にコラボしたりと

私が理想としていた書の世界を切り開いて
いらっしゃる。

初めて楽しく書道ができると確信しました。

ただし、入会できるのも3ヶ月待ち
ワクワクしながら待つとしよう

双雲さんの本
「たのしか」とっても素敵です。

たのしか・・・九州弁です。
by kikicava | 2006-09-09 23:18 | ちょっと良いこと!